タングラムから始まった不幸が五竜でも

それはDSに降りかかった不幸のほんの始まりに過ぎなかった。

2週間前のクラブのタングラムスキー行のことであった。女2人を乗せ、一人夜通し運転したY君は翌朝「頭が痛い、ろれつが回らない」と訴えたのだった。すわ!脳梗塞かと急いで病院へ向かったのだ。その時は大事に至らず、事なきを得た。もちろんY君、次の日は宿で休憩。さらに次の日、今度はT氏の夫人が急斜面の硬いバーンで人をよけようとして転倒、肩とアゴを打ってしまったのだ。全治1か月であった。

そして、それから2週間後の五竜である。クラブ会長のKさんは「清川の山の中は道路が絶対に氷っている」と凝っている。なので伊勢原のT氏の庭に車を止めるのだが、何を間違ったか縁石に乗り上げ亀のように動けなくなってしまったのだ。これから出発しようと言うのに、牽引して救出する余計な作業となった。

次の日、1日スキー教室で何事もなく過ぎようとしていた。しかし、教室が終わったころ、I夫人の携帯が鳴り響いた、家にいた旦那からの電話であった。「目が回る、気持ちが悪い、動けない」のSOS。そしてI夫人は夕食も食べず長野から新幹線で帰ったのだった。

その日の夜、ペンションの食堂でクラブの厄除けを兼ねて、参加者一同、お神酒を(酒ともいう)大量に消費したのだった。

クックさん美味しい食事ありがとうございました。

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