記 K,SSK
私のこれまでのスキー行では、疲れ切って体の
あちこちがつり、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)
を服用しなければならない状態だったので、食後は即寝ていました。
ところが今回、
夕食後の私たちの泊り部屋では、二日間懇親会が盛況で、
私も元気でした。その訳はスキー教室で杉田チームに入った
ことにあったと思います。
クラス分けの時、杉田チームの人数が少ないので、
宮川チームから誰か移ってほしいという声があったので、
今回体力に不安があったこともあり、手を上げ
杉田チームに入りました。幸いにも講習は体力を消耗する
ようなこともなく、チームは6名でしたので、全員の名前を
覚えることもでき、チームが和みました。
ゲレンデではゴーグルやフェイスマスクで顔がわかりません。
夕食時にようやく素顔がわかり、お互い高齢者だと確認
しあった次第でした、こうして年齢を重ねてもスキーを楽しめる
というすばらしさを実感しています。
一日半の講習で自分なりに得たのは、「スキーの中心に乗る」
ということ「スキー板で雪面を捉えている」という感覚を
なんとなく持てた事、これなら滑走時にスキー板を「引っ張る」
ということが出来ると想像しています。滑る時間が無く
実践していませんが、次が楽しみになりました。
それから思った点は、高齢者用チームを作ってほしいということです。
各自持っている技量でもって楽しく滑走するというのもいいのではないか。
指導員はその中で適切なワンポイントアドバイスを授ける、
そのくらいの滑走を楽しむ教室があってもよいと思いました。
後期高齢者は指導員が何を言っているのか理解できずに、
なんだか雪上で脳トレをやっているような感じでした。
四季の豊かな日本に生まれ、スキーを楽しむことが出来るのも
神奈川スキー協があり、各クラブがあってのことと実感しています。
最後に、私はDSSCの会員になる幸運に恵まれました。行きも帰りも自宅の玄関先まで、BB夫妻にお世話になり、感謝しております。